もう2015年もあとわずか!ゼミ論の締め切りまであとわずか!
板東くんから指名を受けました瀬名波です。
本当はゼミ論を書かないといけないはずなんですが、行き詰ってしまったので息抜きを兼ねてブログを書きましたw
というわけで今回は8月上旬に行われたゼミ合宿(3泊4日)の様子を写真付きでお伝えしたいと思います。
【調査地の紹介】
今回、我々はゼミ合宿の調査地として長崎県にある高島を選びました!
高島は19世紀末から1986年まで炭鉱の島として栄え、最盛期には1.34㎢の島の中に20000人を超える人が暮らしていました。
しかし、1986年の炭鉱閉山を機に人口は激減、現在では500人を割るまでに減少しています。
最近ブームになった軍艦島のすぐ隣にあります。
2015年、北渓井坑(ほっけいせいこう)が明治日本の産業革命遺産として世界遺産に登録されました。
【調査】
ゼミ合宿のメインはやはりこれです。
調査合宿って言うくらいですからね、これやんなくて何すんの、っていう。
調査と言っても色々ありますが、我々が主に行ったのはインタビューによる聞き取り調査です。
長崎に行く前には長崎市の東京事務所を訪問し、現地では長崎市役所の世界遺産推進室、高島行政センター、たかしま農園でお話を伺いました。
「え、3泊もして3か所しか行かなかったの?」
いいえ、違います。
実はゼミテン8人+先生でお話を伺ったのが3か所というだけで、島内では2人1組のペアに分かれ、さまざまな場所でインタビューを行いました。
例えば商店や会社、学校などに予めアポを取って行く場合もありますが、こういうのはどちらかと言えば少数派です。
多くの場合、市場の買い物客にその場で話を聞いたり、突撃!○の晩ごはんよろしく島民の方の家に「ピンポーン」して調査をお願いするのです。
合宿前に先生から話を聞いて「知らない人の家にアポなしで凸るとか無理じゃね?」とか思ってたんですが、予想に反して協力していただけるんですねこれが。
これもひとえに島民の皆様のおかげです。m(_ _)m
しかも、お昼時に伺うと昼食までごちそうになったり…
島の方には本当に親切にしていただきました。ありがとうございました。
インタビューは調査票を基に行うのですが、それ以外にも炭鉱があった頃の高島の様子や今の生活について色々なお話を聞くことができました。
しかし、調査といっても聞き取りばかりではありません。
調査を基に東京に戻ってゼミ論を書くわけですが、インタビューで得られた情報に限らず実際に島を訪れて見たこと、感じたこと、全てがゼミ論の調査テーマとなり得ます。
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現在も残るアパート群
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かつて、島内で最もにぎわっていたという通り
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サンゴを見られる美しい海も高島の魅力です
見たこと聞いたことをなんでもネタにできる、そこが社会学の面白いところかなあ、とゼミ合宿から帰ってきて、みんなのゼミ論のテーマを聞いていて感じた次第であります。
8月ということで、島内を歩き回っての調査は過酷なものになると覚悟していたのですが、島ということもあって意外と涼しく、東京より快適に過ごすことができました。というか東京の方がよっぽど暑かった。
【食事】
せっかく遠いところまで行ったんですからおいしいものを楽しく食べたいですよね!
高島での最初の夜には島内で養殖されたヒラメの寿司定食をいただきました
※No Photo…
食事にはゼミテンと先生だけでなく、インタビューに協力していただいた高島の行政センター長とたかしま農園の方と一緒になり、そのまま宴会です(笑)
町村先生は「地元の人と飲むのも立派な調査の一環だ」と冗談半分におっしゃっていましたが、実際その通りで、インタビューの際に聞けなかった色々なお話を聞くことができました。
2日目には行政センター長の勧めでバーベキューをしました
しかし、バーベキューを始めようにも火が起こせないというトラブルに巻き込まれた町村ゼミ一行
ジンギスカンで百戦錬磨の先生の奮闘も空しく(※先生は北海道出身)1時間が経過、「今日は夕食にありつけないのだろうか…」と思い始めたちょうどその時、見かねた地元の方から「松の葉を使うといいよ」とアドバイスを受け落ち葉拾い開始
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長崎まで行って落ち葉拾いするとは思わなんだw
無事着火に成功したのでした
バーベキューの前には漁師の方から取れたてのお魚を頂き、お刺身にして食べました。
とてもおいしかったです、ありがとうございましたm(_ _)m
【みんなで観光】
実は高島に渡る前日にゼミテン全員は集合しておりまして、少しだけ観光しました。
まず向かった先は…眼鏡橋すぐそば、長崎市東京事務所のKさんオススメの共楽園です。
こちらで名物の長崎ちゃんぽんを頂きました。
ボリュームも満点、大変おいしく頂けました。ご紹介していただいたKさん、ありがとうざいました!
腹ごしらえをした後向かった先は稲佐山です。
長崎・稲佐山と言えば函館の函館山、神戸の摩耶山日本三大夜景に数えられる夜景の名所です。
さすがきれいでしたね~。
頑張って超リア充っぽい写真も撮ったりしましたw
どうでもいいことですが、実は法学部の某ゼミが同じ時期に高島の隣の島でゼミ合宿をやっていたようで、稲佐山にも我々の翌日に訪れたみたいです。(高島でこのこと知って割とびっくりしたw)
そのゼミのツイッターの新歓アカウントのヘッダーが夜景の写真になってました
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ここまでがゼミ合宿の本編です。
でも、せっかく長崎まで行ったんですよ?
調査だけして帰ってくるのももったいないじゃないですか。(「おまえら稲佐山行っとるやんけ」というご指摘はナシでお願いします笑)
町村ゼミのゼミ合宿は現地集合・現地解散が原則です。
ということは…合宿の前後に一緒に旅行をくっつけることも可能なんです!
今回、僕は集合よりも1日早く長崎入りして市内観光をしましたし、ゼミテン3人は東京から青春18きっぷを利用し、各地を観光しながら陸路長崎にやってきました。
※今年の町村ゼミは旅行好きが大変多いのです!
また、僕を含めたゼミテン4人は解散後に列車で博多に出向きました。
ゼミテン3人の目的はラーメン屋めぐり
僕の目的は野球観戦←
実はわたくし、藤野のゼミテン紹介でもあった通り一応16年ほど福岡ソフトバンクホークスのファンをやっとりまして。
8年ぶりに本拠地巡礼をしてまいりました(笑)
ホークスは見事7-1で勝利、攝津の8回10奪三振を見ることができて僕はテンション爆上げでした。
試合が終わった後、他のゼミテンと合流して天神でラーメンを食べましたが、勝った後のラーメンは最高でしたね~(笑)
僕は翌日に飛行機で東京に戻りましたが、他のゼミテンは出雲まで出て寝台特急で東京に帰ったり、広島に出て観光して帰っているゼミテンもおりました。
…とまあ、長々と書いてまいりましたが、町村ゼミのゼミ合宿はこんな感じです。
ラストは完全に自己満でしたねすみませんw
ゼミ合宿で社会調査をするというのは町村ゼミの特色の1つであると思っています。
ここには書ききれなかったこともたくさんあるので、もし興味がある方はぜひオープンゼミにいらしてその時にゼミテンに聞いてみてください!
さて、お次ですが坂井にお願いしたいと思います(いま手元であみだくじ作って決めた)
テーマは現在ゼミテンが絶賛格闘中の「ゼミ論とは?」です!
皆様お楽しみに!!!